読書嫌いからの脱出② -読書に関してあれこれ思うこと-

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前回は読書嫌いを救ってくれた2冊の本を紹介しました。

本を読むことが苦手だった私はそのことに劣等感を抱くことが多くありました。

読書好きの人たちは本のすばらしさや大切さをよく語ってくれるのですが、その度に自分が浅薄だと馬鹿にされているような気分になるんですよね(+o+)

そんな経験から、読書に関して色々思うところがあります。

読書が得意な人・苦手な人、好きな人・嫌いな人

子どもを育てていると、小さなころから子どもにはたくさんの本に触れさせることが良いとよく見聞きします。

想像力や語彙力が育つし、本からはたくさんのことが学べるので、本を読む習慣は大切だ、と。

でも、運動や勉強や絵…どんな分野でも世の中には得意な人や苦手な人、好きな人や嫌いな人がいると思います。

高校時代の友達と自分

私は学生時代、国語が苦手でした。特に長文読解。

【「それ」とは何を指していますか?】【主人公の心情を100字で要約せよ。】みたいな問題が全然わからないんです。

学校や塾では「本文のここを読みましょう」とか「直前に書かれていることが多いのでそこを読みましょう」とかテクニック的なことを教わるのですが、結局は長文の内容を全く理解できていないのでテクニックが活きず点数に結び付きません。

そこで、長文読解が得意な友達にどうして得意なのか聞いてみました。

すると、「えー?なんでなんやろ?わからん(*^^*)問題の文章読んだらわかる。文章に書いてることそのまま答えてる。」と返事が返ってきました。

読むのが得意な人はなぜかわかるそうです。理由などなく自然と書かれていることが頭の中に入ってくるという感覚のよう…。

友達はなぜ私が文章を理解できないのかがわからないという様子でした。なんだか大きな溝があってお互い分かり合えない空気が流れました(;^ω^)笑

得意・苦手の溝はすぐには埋まらないようです。

我が家の娘たち

私が本が好きじゃなかったので、娘には本が好きになってもらいたいなぁと思って、長女が赤ちゃんの頃から少しずつ絵本を買っていました。

しかし、長女はあまり絵本には興味を示さず、外で遊ぶことに熱中することが多かったです。

『あー、やっぱり本が嫌いなお母さんが絵本読んであげても面白くないわなぁ。本好きにさせてあげられなくてごめんよ。』と、心の中でいつも落ち込んでいました。

しかし、次女が産まれてその考えは少し変わりました。

次女はこちらから読んであげようとしなくても、1歳になる前から自分で絵本を私のところに持ってくるんです。

気に入った絵本を何度も読んでもらうと嬉しそうな顔をします。

次女は外で遊ぶことよりも、絵本を読んでもらうことの方が好きなようです。

同じ親から産まれて、同じような読み方で絵本を読んであげているのに、長女と次女では反応が違います。

長女の時に自分の絵本の読み方が良くないんだと思っていましたが、今のところはもともと子どもが持っている性格が大きく影響しているように感じます。

少し肩の荷が下りて、長女には本に興味を持ち始めた時に読みたくなるようにサポートしてあげたいなと思うようになりました。

苦手なりの読み方

読書が苦手・嫌いだったら無理して本を読む必要はないと思う一方で、本の世界を体感したり、本を通して新たな知識を手に入れることは人生を豊かにしてくれることもまた事実。

本を読むのが得意になる必要はありませんが、苦手な人には苦手なりの読み方があるんじゃないかなーと感じます。

前回の投稿でも書いたように、私の場合は【読書の目的】があることで読みやすくなります。

この読み方に気づいたのは大学生の時でしたが、今振り返るともっと早くに習得出来ていたかもしれないです。

読書の時間に図鑑を見ていた小学生

小学生の頃、学校で図書館にある本を借りて読書する時間がありました。

みんなに人気のある本には何の魅力も感じず、文字を読むのも嫌だったので、私は図鑑を借りていました。

今考えると、この時が本を苦手にならないチャンスだったんじゃないかなと思います。

図鑑自体は結構好きだったんです。特に草花や食べ物に関する図鑑が好きで良く借りていました。

図鑑をもとに、興味を持った草花を探したり食べ物を料理したりというような体験をしていたら、本と実生活の繋がりが出来てもう少し本を身近に感じることができたんじゃないかと思います。

その体験の過程で知りたいことが出てこれば、それを調べるための本を見つけようとしたかもしれません。

【調べる】ということが【読書の目的】になった可能性があります。

しかしながら、当時図鑑を借りていた私は「本借りんと図鑑借りてるで。」と親に笑われたのを覚えています。

親は別に悪気ないと思いますし、図鑑を借りてるからダメとかそういうことを言いたかったわけじゃありません。

単純に『ほんま本読むの嫌いやなー』と軽い笑い話にしただけだと思います。

でも、そう言われてなんとなくショックだった記憶があります。馬鹿にされてるな、と(;^ω^)

些細な親の一言って子どもはどう受け止めるかわからないですね(+_+)

自分も子どもに冗談でこういうこと言ってしまいそうなので、気をつけないといけないなぁと思います。

親じゃなくてもいいですが、周りの人からポジティブな声掛けがあると、苦手なことでも乗り越えられるかもしれないですね。

本の読み方教室ってないのかな?

子どもの習い事って色んな種類がありますが、本の読み方とか面白さを教えてくれる場所ってあんまりないですよね?

図書館などでは、紙芝居の会やストーリーテリングのイベントがあったりしますが、おそらく本の世界が好きな子はぐっとはまり込みそうですが、私みたいなタイプはそういう会に行っても頭の中では違うこと考えてそう…(*_*;笑

読書が苦手・嫌いの要因は人それぞれ違うと思うので、その人に合った本や読み方を提案してくれたり、本が好きになるような声掛けをしてくれたりするような個別指導教室みたいなのがあったら嬉しいなぁと時々空想してます。

妄想いろいろ

今回は頭の中で考えていることをつらつら書いただけなので、いつもの投稿よりもさらにまとまりのない感じになってしまいました(;^ω^)

こういう考えたからってどうにもならないけど、いろいろ妄想してしまうことが時々あるんですよねー(^^)/笑

最後まで読んで頂いた方、ありがとうございました。

 

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