糖質vs食欲。妊娠糖尿病をきっかけに。①

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最近お腹がいっぱいでもなんだか口寂しくて追加で何か食べたくなるんです。

今、こうやってブログを書いている間は、スナック菓子に手が伸びてしまいます。

そんな生活をしていると気になるのが、糖質です。

※以下に書くことは、あくまでも私の経験談であり、必ずしも医学的・栄養学的根拠があるとは限りません※

妊娠糖尿病をきっかけに糖質が気になる

糖質を気にするようになったのは、次女を妊娠中に妊娠糖尿病になったことがきっかけです。

妊娠糖尿病は妊娠することで発症する糖代謝異常です。いわゆる糖尿病とは異なり、妊娠がきっかけで起こっている病気なので、多くの場合は出産後に改善します。

ただ、妊娠中はやはり血糖値のコントロールが必要です。

発覚当時

私の場合は妊娠12週の頃の定期健診で血糖値が異様に高く、その後OGTTという糖尿病の検査を受けることになり、その結果妊娠糖尿病になっていることが判明しました。

妊娠糖尿病の原因は遺伝や高齢妊娠などその他にも色々考えられるようですが、私にはあまり当てはまる項目がなかったので、『なんで!?』という感じでした。

つわりがひどく、妊娠初期はなぜかジンジャーエールしか受け付けなかったので、ほぼジンジャーエールだけで過ごしていたのがよくなかったのかなぁ?(*_*;と、当時は自己嫌悪の日々でした。

実際、それが関係していたのかどうかわかりませんが(+_+)

食事療法のため入院

主治医からまずは食事の仕方で血糖値をコントロールできるか確認するため「入院してください」と言われ、めちゃくちゃショックを受けました(+_+)

というのも、それまで長女を残して外泊などしたことなかったのです。

お腹の赤ちゃんも心配ですが、いつもこぶのようにくっついていた長女のことも心配。もちろん入院中は夫が仕事を休んでちゃんと世話してくれていましたが。

それでも、やっぱり心配だし、寂しかったです。

まぁそうは言うものの、入院しないわけにもいかないので、覚悟を決めて2泊入院しました。

まずは1日の食事を【朝食・間食・昼食・間食・夕食・間食】の6分割にし、1回に摂取する糖質を少なくし、血糖値の振幅を狭くする方法を試しました。

入院中に栄養指導を受けたときにもらった食事療法に関する資料です。

これでも血糖値が爆上がりするようであれば、インスリン治療が必要とのことでした。

幸いにも私は症状が軽かったのかインスリンまでは必要にならず退院しました。

ドキドキの血糖値測定

入院中から退院後も、食前・食後2時間後・就寝前の血糖値を図る必要がありました。1日7回です。

そして、その血糖値の数値が基準値を満たしているのか、毎回ドキドキです。

基準を超える日が多くなってきたら、再度入院してインスリン治療の指導(自分で注射してインスリンを打つため)を受ける必要があるとのこと。

もう絶っっっ対に入院したくないので、機械に数値が表示される瞬間はもう祈るような思いでした(;^ω^)笑

どのぐらい食べたら、どのぐらいの血糖値?

妊娠糖尿病とは言え、赤ちゃんを育てるには必要量の糖質は摂らなければなりません。

なので、何をどのくらい食べたら、食後はどのくらいの血糖値になるのかを知ろうと思いました。

主治医は、数回血糖値が基準値を超えていても即入院が必要とはならないと言っていたので、色々試してみました。

私の場合は、だいたい1回の食事で白米80~90gぐらいなら基準値を超えませんでした(もち麦ご飯にすると、白米よりは数値は上がらなかったので妊娠後期は常にもち麦ご飯でした)。パンなら、8枚切り1枚。ラーメンなら糖質カットの麺を1/2人前。

糖質量にすると30グラム前後だと思います。

入院時に栄養士さんから、どういう食材にどのくらい糖質が含まれているのかということが書かれた資料はもらっていましたが、実際に血糖値を測っていると同じ糖質量でも数値が変わることに気づきました。

私の場合はお餅やもち米を食べた後の血糖値はびっくりする数値でした。もち米入りのお赤飯を食べたとき、数値は167(基準値は120以下)。

その時めちゃ焦りました(+_+)おそらく、お餅は血糖値が爆上がりするというわけではなく、上がった血糖値が下がりにくいのだと思います。

空腹との闘い

そんなこんなで食事を1日6回に分け、1回の糖質量を気にして、毎日過ごしていました。

1日に食べる量はそこまで減ってないと思いますが、なんだかいつもお腹空いてるんですよね。

1回にお腹いっぱい食べることができない上に、6分割の食事は血糖値の波を安定させるため毎日決まった時間間隔でしか食べられないからです。

食べたいときに食べたいものを食べたいだけ食べれることがどれだけ幸せか身に染みてわかりました(+_+)笑

食べ物の制限はつらいですが、飲み物の制限がもっとつらかったかもしれません。

友達と久しぶりに会って「カフェでお茶しよー♪」となってもミルクの入った飲み物やジュース類は糖質が入っているのでNG。

コーヒーや紅茶があるじゃないか!と思っても、妊娠中なのでカフェインが気になる。(1日に1~2杯程度なら問題ないと言われていますが)

なので、いつもお水か炭酸水。ノンカフェインのコーヒーはありますが、私はブラックが飲めないので除外です。

飲み物の選択肢がないのが困りました。

出産後も怖い

つらくても『赤ちゃんのためなら』と何とか日々気力で乗り切り、出産に至りました。

長女を帝王切開で産んでいるので、次女は予定帝王切開での出産でした。出産日の前日から入院しましたが、その日から血糖値は気にしなくていいということで、普通の食事が出てきました。

『やったーーー!』という気持ちはあるのですが、お茶碗一杯に盛られた白米を見ると怖い…。

『こんなに食べたら…』頭の中ですごい数値をたたき出す測定器の映像が現れます(+_+)

まれではありますが、妊娠糖尿病が出産しても治らず、本当の糖尿病に移行してしまう人もいるそうです。あと、一度妊娠糖尿病になってしまった人は将来本当の糖尿病になる確率が、妊娠糖尿病にならなかった人よりも高いと言われています。

『そうなったらどうしよう(;_;)』不安いっぱいで、結局ご飯は半分残しました。

出産から1~3か月後ぐらいに、本当に妊娠糖尿病が治っているかを確認するOGTTがあります。

私の場合はそこで治っているという結果が出たのですが、やっぱり将来のこと考えると未だにたくさんご飯を食べたときは罪悪感でいっぱいです。

今、工夫していること

妊娠糖尿病が治ってから月日がたち、赤ちゃんが自分のお腹から出て行った今や、罪悪感がいっぱいでも食べ物からの誘惑に負けそうになることが多くなってきました。

人のために辛いことと戦うよりも、自分のために戦うことの方が難しいのかもしれません(;^ω^)

少し長くなってしまったので今回はここまでにして、次の投稿で【糖質を抑えるために自分なりに工夫していること、etc】を書きたいと思います。

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